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May 2004

May 23, 2004

自衛隊員たちもあぶない。劣化ウラン弾

昨日、劣化ウラン弾の学習会に参加して来ました。

劣化ウラン弾の特性などについては、以下に詳しいので割愛いたします。
http://members.jcom.home.ne.jp/no_du_sapporo/aboutdu.html
更に詳しいことを知りたい方は、以下の中国新聞のホームページを参照してください。
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/index.html

劣化ウラン弾を使用した際には、劣化ウランが微小な粒子として飛び散りそこの土地を汚染する。
劣化ウランは半減期が45億年。「劣化」とは核分裂をおこさないという意味。自然に無くなる事はない。
もちろん放射性物質であり、45億年同じレベルの放射能を放出し続ける。
重金属なので、人体に蓄積されガンや遺伝子の異常を引き起こす。

ダグ・ロッキー氏(1994年当時、国防総省の劣化ウランプロジェクトの責任者)の証言
要旨:プロジェクトを進めるうちに劣化ウランの生体への影響があまりに重大である事を知り、兵器の使用禁止を提言。しかし、国防総省はこれを無視した。
「劣化ウランの影響で、湾岸戦争派兵された米兵のうち21万人が身体障害者となり、1万人が死んだ」

帰還米兵の子供にも異常出産が多く見られ、本人もガンなどで死亡していく。


サマワでは間違いなく劣化ウラン弾が大量に使用された。
http://www.morizumi-pj.com/iraq5/03/iraq5-03.html
1日3万円の危険手当(額不正確)で、放射性物質の微粒子を毎日大量に吸い込みに行かされていることになるのか。あっちで死ねば億単位のお金が出るとの噂だが、帰還してから死ねばタダ。人の命も安く見られたものだ。

また、米軍は日本の鳥島の射撃訓練場で1520発の劣化ウラン弾を「誤射」。200発回収しただけで「安全宣言」を出したそうだ。

湾岸戦争時大量に劣化ウラン弾が投下されたバスラでは、放射能の影響で先天性異常出産が1999年以前は25〜35人だったものが、1999年は136人、2000年は221人、2001年は254人と爆発的に増加した。

今回のイラク戦争では、湾岸戦争で使われた320トンを遥かに超える2000トン。アフガニスタンにも1000トンがばらまかれたそうだ。

核のゴミを他所の国にいってばらまき、自国の兵士の命にすら気を配らない国に忠誠を尽くして何を得るのだろうか。

「人道復興支援」?アメリカが日本の派兵に大絶賛したのに??
サマワにいる自衛官の家族の皆様。知らなければ幸福ですか?それとも事実を知って、何らかの行動を起こそうと考えますか?

原爆投下後の日本の広島・長崎で生まれたような悲惨な子供たちの写真を見ました。
目を背けても事実は変わりません。

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May 03, 2004

「イラクで人質になった方々への…」署名しました

「イラクで人質になった方々への敬意表明と激励の緊急アピール」に署名しました。
そのページに私が送ったメッセージです。
http://ac-net.org/honor/
今回、人質になった3人に対して、日本政府の子飼いの人々がネット上で誹謗中傷を繰り返し、更に、レベルの低いマスメディアや言論人がその尻馬に乗って、個人を口汚く罵ったことを私は生涯忘れることが出来ません。
(もともと低い)私たちの国の権威をどん底まで貶めている今回の出来事は本当に恥ずべき行為だと思っています。
自分たちの年金すら納めていない、汚職は止まらない、自国の憲法すら守らない、弱者から搾り取り、金持ちには大盤振る舞いをする。そんな支配者たちの言う「自己責任」論にはうすら寒さしか覚えません。
マスメディアのペンは、権力者の欺瞞を暴くことに使われるのではなく、権力者の腐敗や嘘をごまかすために、一般市民を攻撃することに使われているこの国のあり方に、深い憤りをおぼえます。
しかし、この状況を知っているにもかかわらず放置し、選挙にも行かず、意見を言うことをためらったとしたら、私たちも同罪なのだと思います。

「茶色の朝」という絵本を読みました。そこには、自分に危害が及ばないようにやり過ごすうちにどんどんファシズムに染まっていき、最後には、自身がつれ去られてしまう主人公の姿がありました。
私たちの国の最大の問題点は、多くの知識人の怠惰が、国民に知るべきことを知らせず、口をつぐませたここ最近の状況にあったのだと思っています。
研究者の人々だけに罪があるのではありません。専門的教育を受けたはずの多くの人々に、私たち自身の過ちなのです。

このアピールを始めた人々と研究者、そして勇気を持ってイラクの現状を伝えようとした、イラクの子どもたちを救おうとした全ての人々に、敬意とエールを送ります。

以上

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