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August 2004

August 21, 2004

爆笑「反社会学入門」

 「イマドキの若いもんは!」そんな言葉を口にしたことはありませんか?「少年犯罪は激増している」と聞くとそうだよなぁ変な事件も多いし…と思ってしまいませんか?マスメディアを使って流布される様々な「虚偽の風説」には
、統計的な数字がもっともらしくくっついていたりするものです。「それってホントなの?「なんだか胡散臭くない?」と思う方はいませんか?
 そんな反抗期の大人のみなさまにオススメの本があります。論理的にマスメディアでおなじみの「社会学的手法」を一刀両断する「反社会学講座(著者:パオロ・マッツァリーノ出版社:イーストプレス)」です。今(2004年7月日現在大学生協調べ)大学生が最も買って読んでいる本。世間を挑発する謎の知識人パオロ・マッツァリーノの毒気たっぷりの文章で、暑い夏をクールに乗り切ってください。

本書は、多くの常識人を激怒させてきたいわく付きのサイト『スタンダード反社会学講座』(http://mazzan.at.infoseek.co.jp/)の書籍化です。特徴はずばりメディア・リテラシーの基本が腹を抱えて笑っているうちに身につくこと。
メディア・リテラシーとは、「情報が流通する媒体(メディア)を使いこなす能力。メディアの特性や利用方法を理解し、適切な手段で自分の考えを他者に伝達し、あるいは、メディアを流れる情報を取捨選択して活用する能力のこと」で、「民主主義の前提」といわれる。
昨今の改憲論議も、小泉人気も「なんだかマスメディアがおかしいぞ」という状況の積み重ねで今日に至っている。
「戦後最もキレやすかった少年が決定しました。グランプリは昭和三五年の十七歳、つまり昭和一八年生まれの皆さんです!」。統計的な事実を駆使しつつ、閉塞感のある日本社会の状況を、打開する柔軟な考え方が、楽しく刺激的に身につく本書。
「常識人」と自負する方には刺激が強すぎてオススメできませんが、ブラックユーモアがお好きな方は是非ご一読ください。        (みやう?)


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