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January 2006

January 25, 2006

祝リニューアル[Under the sun]

いまどき真面目に政治や社会を考えようなんていう素敵に酔狂な素楽さんや pantherHさんが、美しい未来を夢見てはじめたトラックバックセンター「Under the sun」がリニューアルされました。

デザインもすっきりきれいになりまして、日ごろは好き放題言いたい放題基本的に自分勝手な私ですが、まるで自分のことのように嬉しいです。

今回は、HOME、TBC、EQTと三つのブログを股に掛けたプロジェクト。うーん、いよいよ本格化しそうで楽しみです!

<プロジェクト趣旨>

「ネット」という時間と距離を超越できる世界の中で、「ブログ」という比較的取得運営にあたってのハードルが低いツールを使って、21世紀における民主主義の新しい形を模索してみたいと思います。
各プロジェクトコンテンツを充実させ、下はSNS、横は様々なブログや各NPO団体、上は各政党・各企業をつなぐ、リレーポイントとなりうるような存在を夢想しています。

<発起理念>

戦後日本は高度経済成長を遂げ、様々な問題は抱えながらも総中流社会と呼ばれる豊かな社会を築いてきました。しかし昨今の社会情勢は、一部の持てる人がさらに豊かになり、その他大勢の人々がその一部の人に隷属するような社会構造になろうとしています。みんなの財産であったインフラや社会保障制度といった社会基盤が、民営化・合理化の美名のもとに私物化・解体され、私たちはセーフティーネットのない無防備な状態で、資本主義の凄まじい競争に晒されようとしています。

このような大きな社会的な変革期にあって、政治や社会に対する正しい客観的な情報は、個人や社会の進むべき指針を考えるのに欠かすことの出来ない要素なのですが、最近のマスメディアは伝えるべきニュースを報道せず、大政翼賛的な報道に終始しています。
現在の社会や政治を考えていく上で、「政府やマスコミはそういっているけど、本当のところはどうなの?」「すると、一体その先にどんな未来があるの?」という情報の集積を図り、変革期の社会の問題とその先について考えていきたいと思います。

過去と現在から未来を志向するこの理念に大賛成です。お日様のようにみんなが笑顔になれる未来を創るのは私たち自身です。

とりあえずは賛同表明から。

追伸:古い記事を改めて送りなおすのは週末あたりからぼちぼちやりますので、今後ともよろしくです。

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January 24, 2006

誰がための解雇か-首切り考

ライブドアへの強制捜査で市場が揺れていた1月19日コニカミノルタホールディングがカメラ事業から撤退し、世界で3800人の大規模なリストラを発表した。

コニカミノルタ、カメラ事業から撤退・3700人削減へ  コニカミノルタホールディングスは19日、2006年3月末までに、フィルムを含めたカメラ事業から撤退すると発表した。デジタル一眼レフカメラシステムについては一部資産をソニーに譲渡する。リストラに伴い、07年度上期末までに全世界の従業員3万3000人のうち3700人を削減する。同時に太田義勝副社長(64)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。岩居文雄社長(66)は取締役会議長に就く。植松富司取締役会議長(71)は辞任する。 (15:55)
日本経済新聞(1月19日)

さて、このニュースを受けてライブドアショックの乱高下を尻目にコニカミノルタの株価は一路上昇している。
以前は、リストラしなくてはならないような「経営が下手糞」な会社の株は売られたものだ。
ところが今では、リストラ発表と同時にリストラ経費で赤字になるような会社でも株価が上昇する。

今回は経営陣も交代するようなので、社長が変わることを好感してなのだろうか。

さて、このような発表があったので1月20日にコニカミノルタ系列で店頭でフィルムの現像プリントやデジタル画像プリントなどを行う機器のミニラボをやっている知人に「大変なニュースが出たね」と聞いてみた。

「紙や液で品質に差が出ることは否定できないが、昨年の11月には縮小の話があったし、ミニラボの機械を買い換えたときに、どんなフィルムや現像液でも対応できる機種に替えていたからうちの営業的には問題はない。しかし、コニカミノルタの看板を掲げて商売をやっている以上、あれだけ大々的に『撤退』を発表されると、カメラのコニカミノルタのブランドで営業をやってきたしその信頼で商売が成り立っていた部分がある。風評被害が心配だ。使い捨てカメラさえ売れ行きが減っている状況のなかだから尚更」。
「それより」とさくらカラー時代からコニカに勤務していた彼は、「まだ、会社に残っている昔の仲間が心配だ」と、自分の出身会社に残る昔の同僚を気遣った。

その後、「仲間が心配で電話してみたら記者発表よりもっと酷い実態らしい。一部の技術者はソニーやノーリツ鋼機で再雇用されるかもしれないが、カメラ事業にかかわる子会社をまるごと潰す気らしい」と。

定年間際の人や転職の可能な若い人ならば、まだなんとかなるかもしれない。だが、彼と年齢の近い40代ともなれば、転職はままならずまだまだ子供の教育費などもかかる年代。会社丸ごとのリストラの影響は、会社の言う国内だけの3700人でもその背後の家族も含めると1人あたり三人家族として考えても1万人以上の生活に影響を及ぼすことになる。

今日、コピー機のメンテナンスで事務所に来た白髪まじりのコニカミノルタの社員は「うちの事業部はリストラ対象ではないが、勝手に会社をくっつけて、またああいうふに簡単に『リストラ』と他人事みたいに口にするなんて。リストラの対象になる人の身になったら…。有能な人はどこでもやっていける。でも、普通の人間は。結局個人ではどうしようもないのだが」と語っていた。

キヤノンなどにデジタルコンパクトカメラなどへの参入で遅れをとった経営陣は、退職金返上で責任をとる気なのだろうか。ただ、退任するだけで済むのだろうか。

内閣府「経済格差は拡大せず」・小泉改革への批判念頭? 内閣府は19日の月例経済報告の関係閣僚会議で経済格差に関する分析を示した。所得格差の拡大は、もともと所得のばらつきが大きい高齢世帯の増加などが理由だとしたほか、人々の「中流意識」にも変化はないとし「世間で言われる格差拡大は確認できない」と結論づけた。分析は小泉政権の構造改革路線への批判を念頭においたものとみられるが、同会議で具体的な反応はなかった。

 内閣府はまず世帯間の所得分配の不平等の程度を示す指標(ジニ係数)を取り上げた。指数上昇(不平等拡大)は、高齢者世帯の構成比上昇や所得の低い単身世帯の増加が主因で、構造改革の結果ではないとしている。 (07:02)

日本経済新聞1月19日


「格差など広がっていない」と格差拡大を必死で打ち消そうとするコイズミの言葉がまた薄ら寒く感じる。
痛みを味わうのは、彼らではない。

私にできることは、「リストラ」などという言葉の粉飾をバランスシート粉飾のための「首切り」と正直に書くことくらいだろうか。

マメ知識:こうした経営が逼迫したことなどを理由に事業主の都合でなされる解雇を「整理解雇」という。
労働基準法によると

(解雇)
第十八条の二 解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。
(平一五法一〇四・追加)

※この条文は2003年6月に可決。首切りの権利を認める方向になった。労働者の多くはこの条文に賛成した政党に投票しているようだ。これも「規制緩和」のひとつである。合掌。詳細は「知って得する労働法」「参考文献:転換期労働法の課題(旬報社)など」
目次とはしがきはWEB上で見ることができる。はしがきを読むと「規制緩和・カイカク」の意味が少しはわかるかもしれない。

◆整理解雇における合理的な理由(東京都ホームページより

 使用者が、不況や経営難などの理由により、人員整理のために行う解雇を整理解雇といいます。整理解雇の場合、一般的には、次の4つの要件を満たしていることが必要とされています。
92 解 雇
① 整理解雇の必要性
  会社の維持・存続を図るために、整理解雇が必要かつ最も有効な方法であること。
② 解雇回避の努力
  新規採用の中止、希望退職者の募集、一時帰休の実施、関連会社への出向など会社が解雇回避のために努力したこと。
③ 整理基準と人選の合理性
  整理解雇の対象を決める基準が合理的かつ公平で、その運用も合理的であること。
④ 労働者との協議
  解雇の必要性や規模・方法・整理基準などについて十分説明をし、労働者に納得してもらう努力をしたこと。

このように厳格に定義されていることを知らない人が多いように思う。自分の権利を守るのは一義的には自分自身。まずはできるだけ情報を確保して、個人で対応しようとしないこと。個人加盟の労働組合もあるし、弁護士会や市区町村などで無料の法律相談などもあるので、まずは相談してみることだろう。

また、情けは人のためならず。自分が同じ立場に立たない保証はどこにもない。助け合うことが自分を守るといことを心に留めておきたい。

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January 20, 2006

あれもこれも

やはりというか、なんと言うべきか。米国産輸入牛肉から異常プリオン蓄積の危険のある脊柱が見つかった。
輸入を再開してたったの一月。

危険部位混入の疑い 米国産牛肉、成田で発覚  中川昭一農相は20日の記者会見で、成田空港に到着した米国産牛肉に、牛海綿状脳症(BSE)の病原体となる特定危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入している疑いがあると発表した。農相は「重大な問題と考えている」と懸念を表明。混入の事実が確認されれば、12月に再開したばかりの米国産牛肉の輸入を、該当する食肉処理施設について再び停止する意向を示した。

くまにち.com 2006年1月20日 18:20

再び全面禁止になった。


米国産牛肉の対日輸出は、BSE問題の発生に伴い2003年12月に停止。05年12月に、脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位の除去や生後20カ月以下の牛に限ることを条件に、再開されたばかりだった。


あの※国は牛肉の安全性を偽装すらしなかった。
※国のしらみさんが怖い顔で睨みつけるだけでよかったのだ。
それだけで、この国の支配者たちはびびりまくって国民の反対を押し切って輸入再開してしまったのだ。

ホリエとコジマが大問題になった、阪神淡路大震災から11年目の17日にはF15戦闘機が墜落して、沖縄の人々が県知事から町議会から社民・共産・公明とこぞって「真相解明までは、飛行訓練をやめてくれ」と言われたって19日には再開するよと、米軍からありえないお返事。

誰のための日本政府なのか。

◇◇那覇防衛施設局 F15墜落 移転に大きな問題なし◇◇ 06/01/19 (木) 19:02 (OTVニュース

 那覇防衛施設局の西正典局長は、アメリカ軍の再編で示されている嘉手納基地の戦闘機訓練の本土への移転に、墜落事故が与える影響について大きな問題には繋がらないとの認識を示しました。

 きょうの記者懇談会の中で墜落事故の発生が本土移転に与える影響について西局長は、「F15戦闘機は最も信頼できる主力戦闘機で事故が起こったことを捉えて訓練の移転が大問題に繋がるとは思えない」と述べ影響は少ないとの認識を示しました。那覇防衛施設局では当初原因究明までの飛行中止を求めていましたがアメリカ軍が飛行を再開したことについて西局長は基地の安全な運用と抑止力の維持の観点から容認する姿勢を示しました。

思うとか思わないとか、そういう問題じゃないだろう。まだ、真相も明らかにならない前に結論が決まっているのであれば、防衛施設局自体いらない。給料を返せ。税金を返して即刻辞めて欲しい。

名護市長選挙の結果を注目したい。

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彼を党首に選んでいては…

自由民主党のことではない。野党第一党の民主党の党首のことだ。

構造設計書偽造問題で、馬淵議員を始めとする民主党の国会議員が懸命に証人喚問を行った当日に京都の料亭でお食事会。

以下引用

前原、京都で料亭宴会…1.17小嶋喚問の日 “お酌する女性”数人も

前原代表は“芸者遊び”を断固否定する
 国会で耐震強度偽装事件に絡んでヒューザーの小嶋進社長の証人喚問が行われ、阪神大震災から11年目を迎えた17日夜、民主党の前原誠司代表ら国対幹部10数人が京都の有名料亭で宴会を開いていたことが19日、明らかになった。宴会には、「舞妓もいたようだ」(関係者)との指摘もある。前原代表らは、芸者遊びについては否定するが、民主党内部からも「こんなときに料亭とは…」との声も飛ぶ。逆風にさらされる前原執行部は大丈夫なのか。

 関係者によると、前原代表らが宴会を開いたのは、京都市中京区の老舗料亭「幾松」。

 築200年近い元長州藩控屋敷を使用した料亭で、幕末の志士が集った場所としても知られる。「維新の三傑」の1人、桂小五郎(木戸孝允)と妻・幾松が恋人だったころの逸話も残っており、屋号も彼女にちなんだ。登録有形文化財に指定されている「幾松の部屋」もある。

 問題の宴会は17日午後7時から開かれ、京都が地元の前原代表と藤村修国対委員長代理、永田寿康筆頭副委員長ら約10人が出席。野田佳彦国対委員長は公務などで遅れて到着した。

 さすがに、阪神大震災で多数の死者を出した鎮魂の夜に、踊りや歌に興じる者はいなかったようだが、参加者は一流の京会席とお酒を堪能したという。


民主党のセンセイ方が酒宴を催した京都の老舗料亭「幾松」
 一般的に、幾松の本会席料理は1人1万4000円から6万円。舞妓らの花代は1人2時間4万円余。

 地元の民主党関係者は「温泉芸者をあげて無茶な遊びをしたり、祇園の目の玉飛び出るような御茶屋で豪遊したわけではないが、お酌をする女性は数人いたようです」といい、「いわゆる舞妓のようだ」と明かす。

 この日、同党の国対幹部が京都に集まったのは、例年、通常国会の召集前に行われる国対研修会のため。ただ、これまでは「何かあればすぐ国会に戻れるように」と東京近郊で開かれ、昨年は熱海で行われた。

 京都での開催について同党国対幹部は「京都大法学研究科の大嶽秀夫教授に講演を頼んだためで他意はない」と説明する。大嶽教授の講演は、おりしも国会で小嶋社長への証人喚問が開かれていた午後3時から行われた。

 出席者らは、この日の宴会について、どう答えるのか。

 永田氏は、「最低限、京都の雰囲気が味わえる店を選んだ。あんなに真面目な会はない。(阪神大震災の日のため)被災者の話題も出た」と釈明。舞妓を呼んだことは否定したものの、「女将やフロアスタッフの女性のお酌は受け、注ぎ合いのような形にはなった」と話す。

 ここは宴会の主役ともいえる前原代表の話も聞かなければならない。

 夕刊フジが取材を申し込むと、細野豪志役員室長の名前で「研修会は1泊2日で行いましたので、1日目終了後に食事を致しましたが、懇親会という趣旨ではありません。また、『芸妓・舞妓』云々のお話がありましたが、全くの事実無根」(一部抜粋)という文章がFAXで送られてきた。

 そこで、19日朝、都内のホテルで、前原代表を「幾松の件ですが、舞妓を上げられたことは事実でしょうか」と直撃すると、前原代表は「まったくありません」とだけ答え、立ち去った。

 最近の前原代表といえば、安全保障政策や皇室典範改正問題などをめぐぐって独自の見解を披露して党内で物議を醸している。18日も参院議員の研修会で、出席者から「代表のひと言は重い。重要な問題については、先走って発言するのは控えてもらいたい」との批判が噴出した。

 民主党ベテラン議員は「日程が悪い。あの日に料亭を使ったことは国民の理解を得にくい。わざわざ京都を選んだことも、党内では『今年夏の代表選に向けた票固めではないか』という見方もある」と話している。

 京都の夜は、前原代表の進退問題にも波及するのか。

ZAKZAK 2006/01/19


おーい、民主党の中の人、さっさと政界の高田順次を党首の座から下ろさないと、頑張ってる人に迷惑だよ。

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January 19, 2006

奇妙な果実-株式投資は自己責任で

ヒューザー小嶋が「して欲しい」と言ったはずの証人喚問でだんまりを決め込み、宮崎勤被告の死刑が確定した日、東京地検はライブドアを強制捜査し、株価が暴落した。
そしてマネックスビーンズ証券がライブドアの株式の担保価値をいち早くゼロとしたことがきっかけで、個人投資家が他の持ち株まで売却せざるを得ず、更なる暴落を誘い、日本のみならずアジアの株式市場全体に暴落の津波が襲った。こうなると売りが売りを呼ぶため、狼狽しない人でも売らざるを得なくなり、負のスパイラルに陥る。
今回の暴落で生贄となった人々は「自己責任」を信奉する人々だったのであろうか。

バブル経済とその崩壊、即ち「恐慌」がもたらすダメージが大きいことが契機となり、資本主義の研究をする資本論が書かれた。ケインズ主義という資本主義を修正する考え方が生まれたのも、恐慌が経済にもたらすダメージを回避しなければ、資本主義自体の維持が困難だったためだ。新自由主義はそもそも喧伝する側ですら信じていない。踊らされている人々は騙されているだけの生贄だ。

この国ではもう10年も前のバブル経済の幕引きに失敗し、いまだに労働者や零細企業はあえいでいる。

テレビで人気占い師が「株価が3倍になる」と言い、お調子者の単純思考の見栄張り君ホリエの周りでたくさんの大人たちが暗躍して彼を時代の寵児と祭り上げていった。
中核企業の担保価値を吊り上げるために行った「粉飾決算」。エンロンやカネボウでも行っていた。
この国の首相の言葉の粉飾はまだお咎め無しだ。

ニクコップンで悪名を轟かせた忠実な僕である武部もライブドアの株式報告書に登場。武部の息子が友達だから9.11選挙で「刺客」として彼を利用したコイズミは「選挙とは別問題」とまた「粉飾」して見せた。


うそつき鏡に映る自分の姿を自分の姿と思い込み自己陶酔からつく法螺話はどんどん大きくなっていく。
ホリエが有罪なら経団連にサラ金業者を入れていることも問題にしないのか?オクダ君?今では売国奴の巣のようで、類友でサラ金業者と同類だからそっちは問題ないのか。


景気回復は、大企業さえ儲かっていれば実現できる。そんな幻想を振りまき、郵政マネーを株式市場に注入することや日本人の簡易保険に預けられている資産、はては医療関連、構造計算書の偽造まで、これらが全て「国益」のためでなく「米益」のために行われた「構造カイカク」。ライブドアはカイカクの毒樹に実った果実だ。

この日に強制捜査が必要だった理由は饒舌な小嶋のダンマリに対する注目をそらすためだろうか。
ライブドアがMSCB債を発行することで、大量の資金を調達しフジテレビを買収しようとしたことは1年前の出来事だ。「公共性」と社長がノタマッタフジテレビでは、ホリエの粉飾は口にしても小泉の粉飾は一切口にしない。

この醜い奇妙な果実を目の当たりにした人々は、まだ「自己責任」と言うだろうか。

1月19日午後9時追記

こういった事件で、また人が死んだ。テレビや新聞は「自殺」とか言う。
事実関係が明らかになる前に?つきで自殺ですか。
こういった子供騙しな報道姿勢にはうんざりする。真相を知る人間のうちの一人が殺されるのは、闇社会と関係がある事件ではザラなことは、少しでも考える力のある人であれば誰でもわかること。
確かに日本は自殺者の多い国だが、そんなに都合よく事件の発覚直後に自殺する人がこんなに多いのはおかしい。「死亡」ならわかるが事態が解明される前に憶測で「自殺」とするのは「粉飾」との疑いを免れない。

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January 08, 2006

無知であることは無罪であるのか

ブログを始めて良かったことは、より広い視野と幅広い情報に触れるチャンスができたことだ。
ただ、知ることというのは楽しみであると同時に怖いことでもある。

世間知というものは、事実や真相を必ずしも映していないことは、何かしらの専門知識を学んだことのある人や専門分野を持つ人には当然のことだろう。
世間知というものは専門知と比べてより多くの人間が「そう思い込んでいる」ということのみをもって成り立っているのだが、圧倒的な数の力によりなかなか訂正されないものである。
Aという事実についてBであるという事実があったとしても、世間の人がAはCであると思っていた場合に、A=Bと知らない一般的な人々は誤った判断を繰り返し、他の一般的な人の論説によって更に誤った考えを強化され、正しい情報を知っているここでは専門知を有している人間の置かれる立場は微妙なものになる。

具体的にはレッサーパンダが二足歩行する動物であるとことについて専門家及び一部の人間は知っていたのであるが、テレビを通じて「レッサーパンダのウフ太クンがなんと!二本足で立てるのです!!」と喧伝されると、多くの善良な市民が「なんとーレッサーパンダで二足歩行するウフ太クンはすごい!」となる。
ある程度の権威のある専門家ならばそれほど微妙な立場には立たされ無いだろうが、権威の無い専門家やたまたま知っている一般人の立場は微妙だ。
真実「レッサーパンダは『当然』二足歩行する」と言うだけで、彼女や同僚や家族から「そんなことはないテレビでこうこう言ってるのだからウフ太クンは珍しいレッサーパンダなのだ」と逆切れされる危険な立場に立たされてしまうのである。

しかも、知っている人間と言うものは「間違っているから訂正してあげないと恥をかいたり、恥で済むならいいのだけれど、場合によっては重大な間違いや事故に繋がってしまうかもしれない」ということをも知っているので、訂正しないことについて多少なりとも良心の呵責を感じてしまいがちだから、親切心で教えてあげたにもかかわらず良くて全否定、悪ければ逆切れの憂き目に遭う危険性が増すのである。

日常生活においてそうした憂き目にあうことで、多くの人間が「賢く」なり「ウフ太クンすごいよー立てるんだよー」と言われた場合に「ふーんそうなんだ」といちいち訂正せず、さらっと流すことを憶えてしまう。
論破する意味とめんどくささを秤にかけて、相手によって対応を変えることは致し方ないともいえる。

レッサーパンダが二足歩行するかどうかという正直どうでもいい問題であればその影響は知れている。自分は無知ですよーと大声で連呼する恥ずかしい人を大量生産するだけですむからだ。しかし、それが積み重なることによって知っている人間がなかなか間違いを訂正しづらい環境が出来上がると、社会的な損失が大きくなってしまう。
もし、耐震構造計算書がおかしいよと言う専門家や一般人がいなかったらどうだろう。または、イラクには大量破壊兵器はありませんよーでもいいだろう。
レッサーパンダが二足歩行できる生物であるのと同じくらいに、私たちは自分で考えることができる。

裸の王様はそういった現象について描いた寓話である。

「王様は裸だ」と言ったのが勇気ある大人でなく、恐れを知らず無垢な子供というのは他力本願的でいただけない気もするが。

ただ、勇気ある大人だけに責任を負わせるのは、同じ大人同士だとしたら不公平だ。そこで私は、無知は無罪であるということを否定する。知らないことについては、知らないという責任があるのだ。(王様を騙す仕立て屋はもちろんもっと責任があることは言うまでもない)

ある事象について知らない人も知らないことに対する責任の荷物を少しだけ一緒に持ってもらいたいと思う。もちろんある分野で専門家であるからといってすべてについて無謬である保証はどこにもない。知っていて嘘をつく姉葉やへいzoみたいな専門家など掃いて捨てるほどこの世にいるからだ。そのかわり、私たちに事実をきちんと説明する勇気ある大人を立ち止まって考えることなどで支えていくことが数で勝る知らない人間の責任の負い方のような気がする。

素敵なファッションや音楽、素晴らしい本や映画や絵画を見る目と同じく、政治や社会に対するセンスも磨いて、目利きになりたい。

知らないことについてもっと率直に認めるようになろう。そして知る努力と他人の意見に耳を傾ける姿勢を崩さないよう。知っていることについてはできるだけ丁寧にわかりやすく伝える努力をしよう。但し、理解力の無い人や意図して嘘を喧伝する詐欺師は相手にしない。わかる人にだけその事実を伝えはするが。人生は有限で能力にも限界がありすぎるのでそこまでの高望みはできない。

それが、人を中心とできる未来社会への第一歩だ。


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January 07, 2006

年頭のご挨拶

だいぶ遅くなってしまいました。新年あけましておめでとうございます。私のブログにお付き合いいただいている皆様。本年もよろしくお願いいたします。

新年はゆっくりと過ごして英気を養いました。テレビをほとんど観ていないので職場で紅白の話題を出されても???という感じでしたが、知人のお誘いで池袋の三越で開催されている第49回東京都伝統工芸品展を冷やかしに行きました。
優れた伝統工芸品の数々と琴や太鼓、笛のミニコンサートなどで楽しみ、近頃興味を持っている、江戸友禅のハンカチ染めを都の伝統工芸師でもある模様師のYさん直々に教えていただきながら体験。つばきの模様で他の人は教えてもらえないグラデーションの技法を試したりと充実していました。
日常を離れてゆっくり過ごし、美味しいものを食べておいしいお酒を飲んでと天国のような日々で、お正月が終わらなければいいのにとうっかり思ったほどです。
昨日の仕事始めはまさしく気合を入れないと玄関を出ることも億劫なほどでしたが、すぐに慌しい日常に戻っていくのでしょう。

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これから仕事が繁忙期に入るのでのんびりしたペースでの更新となるかと思いますが、今年も私のブログにお付き合いいただきますようよろしくお願い申し上げます。

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