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July 25, 2006

トゥーテ・ビアンケ(白いツナギ) と「Under the Sun」

今回は1月ぶりにならなかったぞ!と、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?
日本全国で水害が発生していて心配なのに、さらに福田が降りて、売国奴で岸信介の孫安倍晋三が総理最有力と報道されているので、憤懣やるかたない方も多いかと思います。テレビや新聞などのマスメディアがグローバリズムと心中しようとしているところなので、私も、マスメディア関係者や鵜呑みにする(どうでも?都合の?お好きな言葉を入れてください)「○○いい人」たちに警告を頑張って発信しなくてはと思いつつ、A4で25ページ+別紙6ページの長大文章を作成していたので(まだまだ、続編を書く必要がありそうです(涙))、ニュースやみなさまのブログを横目にストレスから来る頭痛と格闘しつつ、自分のブログを更新していないわけです。言い訳です。ごめんなさい。

と、心の叫びはこれくらいにして、今日は久々に物語でない普通のコラムを書いてくれと書いてあるのに気がついたのが昨日だったので、自分のブログで詳しく取り上げようと暖めていた「トゥーテ・ビアンキ(白いツナギ)」を紹介することにしました。
そしてあまりに引用が長大なもので、「トゥーテ・ビアンキ(白いツナギ)」と「Under the Sun」についての私的夢想をこちらに掲載いたします。私的夢想なもので、論理もへったくれもありませんが、おつきあいください。

Under the Sun」のコラムは12時過ぎに公開されますご容赦ください。

以下本文------------------------------------------------------------------------------

私たちが曝されている新たな抑圧は、目に見えないグローバルな抑圧システムの一部なんだなと思う。グローバルな抑圧システムに抵抗する人々がゆるやかに繋がっている「Under the Sun」のコンセプトに低通するものを感じる。もちろん、彼らはあくまで「リアル」の世界で活動していたのであり、私たちは「バーチャル」なインターネットを通じてちまちまと、コラムを書いたり、お互いのブログを通じて情報交換したりしているにすぎないし、デモなんかやるわけでなく、キーボードだけで抵抗している人も多く、違いは多々ある。ただ、バーチャルといえどもモニタの向こうにリアルな生身の人間がいるということに変わりはない。バーチャルもリアルの境目もボーダーレス化しているのだ。空間的・時間的な制約が少ないことが流動化するこの世界ではバーチャルのほうが有利ともいえる。
別に頑張んなくてもできるのが「Under the Sun」のいいところじゃないのかなぁ。
いや、コラムとか書いているときは頑張ってますよちゃんと(笑)。
日ごろ言いたくても言えない正しいと思うことをバーチャルなら伝えられる人っていうのも大勢いる。そういう人たちにとっての一つのシンボル的存在になりうるんじゃないかと夢想している。シャイでもできる社会的アクティビズムの一種として。
政治・環境・医療・差別・戦争・貧困etc.それぞれの人が直面するいろいろな問題があって、個別な問題について考えたり、行動したりしている人々が大勢いる。最初は個別の問題に向かっているのだけれど、この世の中について考えることから突き詰めていくと、グローバルに展開される抑圧システムに気がついて「ああ、この新自由主義とかグローバリズムって奴が醜い資本主義をロンダリングしているだけなんだ」って気がつく。バラバラだった私は、繋がって私たちになる。それが、世の中を変えていく力の源泉なんだろう。ふわふわしてつかみ所がない「Under the Sun」をマルコと同じようにそれぞれの参加者がそれぞれ探している。お互いに手を差し伸べあったりしながら。これが社会的信頼関係の基礎的状態であるとするならば、じっくりじんわりでも確実に広がっていけば、繋がっていけば、世の中が悪くないと思える状態になっていきそうな希望を感じることができる。ニヒリズムだけでは生きている喜びから遠く離れていってしまう。
人間は明確な考え無しには行動に移すことはできない。「わかっちゃいるけど…」は、「わかっちゃいない」なのだ。もやもやっとした「感じ」を明確にして一人一人が「正しい」と思える行動に移せるようになっていく足場みたいなものに「Under the Sun」がなるといいな。

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