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September 2006

September 27, 2006

転載「平良夏芽釈放」

dr.stoneflyさんのブログで報告されていましたので転載します。

「平良夏芽釈放」…とりあえず報告です

本日27日午後1:05 平良夏芽が釈放されたという情報が入りました。
皆様の抗議のコール FAXの力です。感謝です。
ただ、これで闘いが終わったわけではありません。
武器の商人に操られるだけの、米軍依存のエセ平和工作は、一層ひどくなります。
さらにはアベの自己顕示だけのためにより、「憲法改悪」「教育基本法捏造」と一層はげしい運動の展開が予想されます。
今後とも連帯して共闘していきましょう!!

27日夜6:00の名古屋での抗議集会は予定通りおこなわれる、とのことです。

最近、平和運動をやっている人々をビラを撒いただの、敷地内に入っただの微罪でしょっぴいて、長期勾留(生活を奪われ、社会的に抹殺されかねない)するという、権力の濫用が目立っていただけにホッとした。

抗議の電話やFAXや抗議行動が早期釈放を実現したのだろう。

やはり、困難な状況を打開するのは、一人でも多くの人が手を差し伸べあうことなのではないだろうか。
「手を差し伸べる」この単純な行動の積み重ねが、未来への道標となるのだろう。

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September 26, 2006

緊急転載-「沖縄・平良夏芽不当逮捕」

Under the Sunにdr.stoneflyさんから緊急の連絡が入っていたのでコピペします。

緊急「沖縄・平良夏芽不当逮捕」…抗議の声をお願いします

平良夏芽はワタシがホームレスと関わっていた初期の頃の同志で、沖縄に移転以降も反戦平和の実践部隊として闘っていました。最近では辺野古で闘っていると聞いてました。長い間連絡が途切れていましたが、今回、不当逮捕されたという情報が入りました。是非関心を寄せて下さい。

不当逮捕、抗議の声お願いします。 


以下 なごや自由学校ブログ より転載

 ●第1報
本日10時頃、沖縄県名護市にあるキャンプシュワブゲート前で、防衛施設局主導のシュワブ内調査に抗議して20数名が集まっていたところ、施設局の車が強行突破しようとしました。これは先週も同じことがあり、住民たちが阻止したのですが、今回はより強引になって来たとのこと。

施設局の車をうふざと伝道所の平良夏芽牧師が単身止めに入ったところ、車にはねられ、それでも立ち上がって言葉で抗議していただけなのに、名護警察は公務執行妨害で平良夏芽牧師を逮捕しました。

今抗議と面会申し込みのために20数名で名護警察にいるそうです。
行ける人は少ないと思いますが、駆けつけられる人は向かってください。

現地の報告は入り次第アップしたいと思います。現時点ではまだ電話の一報の情報だけなので、不確かな部分もあるかもしれませんがお許しください。

平良夏芽牧師の怪我の状況も心配です。皆さんでこの情報まわせるだけまわしてください。
また出来る人は、施設局、名護警察、名護市、沖縄県庁、どこでもいいので抗議のメールなりファックスなり回してください。

●第2報
名護署前での弁護士報告の大筋です。現場の金井牧師から電話で直接の模様を聞かせてもらいました。雑音で聞き取れない部分もありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・平良夏芽牧師はこれから抗議の断食に入る。

・このことで各方面への情報が途絶えるのを心配している。皆で頑張って情報まわして欲しい。

・名護市教育委員会のメンバーが乗った車への公務執行妨害ということ だが、あなたたちに戦争への協力をして欲しくないという思いから阻止 した。

・韓国のピョンテクへの迫害など締め付けが厳しくなって来ている。

・これらの話しに対し、弁護団は、車を止めたというだけで逮捕までする必要があるのか疑問だ。そこには何らかの政治的意図が入っている。強く抗議して行く。

以上です。

 是非注目していただき、抗議の声をお願いします。

●抗議連絡先一覧

名護警察署
TEL&FAX:0980-52-0110

那覇防衛施設局  
TEL:098-868-0174・・・広報担当畠(はたけ)氏
FAX:098-866-3375

名護市役所
TEL:0980-53-1212・・・基地担当・宮里氏
FAX:0980-53ー6210

名護市教育委員会文化課文化財係・島福係長
TEL:0980-53-3012
FAX:0980-53-5440

[関連リンク]

平良夏芽さんホームページ

沖縄タイムスの事件報道記事
シュワブ兵舎移転/反対派1人を逮捕

琉球新報の事件報道記事
阻止行動1人逮捕 シュワブ調査

琉球朝日放送の記事
反対派逮捕 公務執行妨害容疑で

沖縄タイムスや琉球朝日放送の記事から平良牧師は怪我をしたようですね。とりあえず、お知らせでございます。
今日は遅いので明日以降でもFAX入れときましょう。

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September 24, 2006

安倍晋三が水道橋博士からダメだしされた

最近つぶやきネタが多いなぁ。
あ、職場の状況が大変を通り越して懲戒解雇になりまして、まるで国旗国歌斉唱時に起立しなかっただけで処分された東京都の教職員の人みたいな状態になりました。
「都教委の国旗、国歌の通達は違憲」
ここのところ遊び人生活(生活があるのでバイトはやっておりますが)&弁護士さんを3人雇うことになりました。おかげで、職場で受けていたストレスが無くなったために、精神が弛緩しているせいで、つぶやきネタが増えていると自己分析しております。


さて、本題です。
今日は日曜日だが、特に出かける予定も無くのんびりしていた。たまたま「ウチくる?」という番組を観ていたら、浅草キッドがゲストだった。「週刊アサ秘ジャーナル」というテレビ番組(小泉内閣は、こうしたお笑い番組に閣僚などを多く出演させ、大衆に媚を売らせることによって内閣支持率を水増しし続けて来た)に、安倍晋三が2回目のゲストで、新築の首相官邸に浅草キッドが赴いたときに、当時ブッシュ批判で話題だった「華氏911」を観てもいないのに「マイケル・ムーアは、あの映画ですごくお金儲けしたわけでしょ」という趣旨のことを言われて、水道橋博士が観もしないのに難癖をつけた態度に、芸人であることを忘れて真剣にダメだししたそうだ。
う…是非その回の「週刊アサ秘ジャーナル」は観たかったと思った。

2004年の夏と、古い出来事なので、情報があまりないのが残念だったが、「水道橋博士の悪童日記」に当時のことが少し書いてあった。

安倍晋三、2回目のゲストに。 前回は、官房副長官時代に、新装したばかりの首相官邸。 そして、今回は、総裁応接室にて。 周囲は、歴代首相の肖像。 まさに、「昭和の妖怪」に囲まれて、 この、進退が注目されている時期、40分だけ時間を頂いて。

いつもは、小泉総裁が座る総裁の椅子に俺たち、腰掛ける。
拉致問題など触れていると話は、堅くなりがち。
話題を変えて、趣味の映画に。
膨大資料のなかでチラリと見つけた、
「ギャング・オブ・ニューヨーク」を劇場で見たとき、
小泉総理と偶然遭遇した話、振ると、盛り上がる。
資料読み、功を奏する。
さらに、「グレート・ブルーも見に行った」とのこと。
「隣でやっている華氏911は?」の呼び水に、
「見ていない」とのことだが、
「マイケル・ムーアは、あの映画ですごくお金儲けしたわけでしょ」
という意味の言葉。
うむむむ…それは、いかがなものか…と。
仮に真実の部分があっても、
「中坊公平は、弱いものの味方をして、お金儲けしたわけでしょ」
と、弱者が語るのはともかく、権力者が語るのは、どんなものか。
「あなたたちは、岸、反対派でしょ、我が家で評判悪いよ」
とフジテレビの岸信介特番を見た話、笑いつつ。
そんな、こんなで、アッと言う間にタイムアップ。

さらに再放送を観た人のコメントをご紹介「見えない道場本舗-シュルト応援団」さんより

面白かったのは、先々週も名場面として放送された「アサ秘ジャーナル」の安倍晋三登場の回の話。

放送された映像では、マイケル・ムーアの「華氏911」を安倍氏が「ムーアはあの映画で大金持ちになった。アメリカンドリームはこの国から消えた、といってる本人が、実はアメリカンドリームじゃん!」と評し、それを発展させた丁々発止があったのだが、一見すると、若い政治家がさばけたジョークでうまく切り返したように見えた場面だったが、博士本人はその安倍の台詞に「逃げ」を感じ、半分戦闘モードに入っての追及となったと語っている。


その他いろいろと情報を漁っていたら、これが気になった。
息子へ、夢をWIKIペディア-安倍晋三

地元山口県にある吉田松陰記念館(萩市)には山口県出身・歴代総理大臣の蝋人形が展示されている。その片隅に、椅子に座った父・晋太郎の蝋人形がある。

これは、昭和60年(1985年)に、将来の「安倍晋太郎総理誕生」を想定して蝋人形が作られ、展示されたものである。少なからず歴代総理大臣を最も多く輩出してきた山口県の人たちの願望も込められていた。

当初、等身大に作られた晋太郎の蝋人形は、他の歴代総理大臣の近くに並べられ、ひときわ背が高く目立っていた。晋太郎が総理大臣になった暁には、最後に山口県から選出された佐藤栄作の隣に移すだけであった。

しかし「総理の椅子にもっとも近かった政治家」といわれていた晋太郎は死去(平成3年・1991年)し、その希望は叶わないものになってしまった。記念館では歴代総理と並べてひときわ目立つ安倍の蝋人形を並べて展示するわけにはいかず、足を折り椅子に座る形にして存続させた。

「サワヤカな安倍晋三は蝋人形が溶けたような顔なんかしていない」と、誉め殺しているブログをときどき見かけていたので、「そのまま並ぶことができそうだと」失笑してしまう。健康上の問題から首相の座をつかめなかった父親の安倍晋太郎の遺志ということかもしれないが。安倍晋三が自民党総裁になったのだから、吉田松陰記念館にはもうすぐ本物のサワヤカな蝋人形が陳列されるのだろう。

それってこういう感じでしょうか(笑)
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それとも

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こんな感じ…って、同じか(笑)
これは、テレ東がメディアスクラム破りをやっているというネタ記事から、画面のキャプチャにいたずらした画像を拾ってきただけなので、私の記事の内容と関係無いのは言うまでもありません。


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September 20, 2006

きれいなジャイアンがいいです

さて、出来レースと言われ続けた自民党総裁選挙で、大方の予想通りアベシンゾー(アベツボゾー)が圧勝した。
アソウ・タニガキ・アベのなかからしか選択の出来ない「党友」の皆様におかれましては、さぞやお悩みになったことだと思います(棒読み)。
ここにきてやっと「週刊現代」でアベシンゾーがいかに統一教会と深い関係にあるかを報じたが、週間誌以外では、耐震偽装問題などのアベシンゾーの暗部は無いことになっているようだ。

安倍氏、総裁選に圧勝…自民党第21代総裁に就任(読売新聞)

自民党の新総裁に選出され、一礼する安倍氏(20日午後)  自民党総裁選は20日午後、党員票の開票と党所属国会議員の投開票が行われ、安倍晋三官房長官(51)が第一回投票で全体の66%の票を獲得し、麻生太郎外相(66)、谷垣禎一財務相(61)に圧勝した。その後、党本部で開かれた党大会に代わる両院議員総会で、第21代総裁に選出された。

 同党総裁としては初の戦後生まれで、最年少。安倍氏は、臨時国会が召集される26日の衆参両院本会議で、第90代、57人目の首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる見通しだ。

 首相就任時の年齢でも、戦後では田中角栄・元首相の54歳を抜いて最年少となる。

 今回の総裁選は、小泉純一郎首相(党総裁)の任期満了に伴うもので、安倍氏の総裁任期は、2009年9月30日まで。

[読売新聞社:2006年09月20日 21時26分]


あまりの出来レース振りに、ニュースもろくろく観ていなかったが、「良い子、悪い子、普通の子」と三人を評している番組があった。「目くそと鼻くそとどっちか選べって言ってるのか?」とぼやいたら、連れが一言「きれいなジャイアンがいいです」。


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September 17, 2006

「愛国者は信用できるか」

華氏さんところで、愛国心論争が起こっていたので、「記憶の断片」に置いた「愛国者は信用できるか」についての雑感をアップしてTBしたいと思います。本の帯にあるように三島由紀夫が「愛国心は嫌いだ」と言っていたことなど、知っているようで知らない「右翼」(というよりは純然たる民族主義者?)について認識を新たにした。
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「愛国者は信用できるか」鈴木邦男著 講談社新書

愛国運動40年以上、君が代を5千回以上歌って、靖国神社にも500回も参拝した「愛国者」鈴木邦男が、「愛国心」について深く考察した一冊。

自他ともに認める愛国者の彼が自分の愛国心を本物かどうか、過去の自分の行動が本当に愛国的だったのかどうか、真直ぐに見つめている姿勢が印象的だった。

あとがきにある「傲慢で偏狭で押し付けがましい『愛国者』が急に増えた。『自分こそ愛国者だ』『いや俺のほうこそ愛国者だ』と絶叫し、少しでも考えが違うと『反日だ!』『非国民だ!』と排除する。しかしこうした者たちこそが日本の美徳を踏みにじり、最も『反日的』ではないのか」という疑問は、いわゆるネット街宣車(ネットイナゴとかネットフナムシとも言われる)を見るにつけ、私自身も感じるところではある。

チームセコーの工作員に煽られるイナゴやっている人が、少しでも「愛国心ってなんだ」「自分のやっている行動はなんだ」と考えるきっかけになるような本だ。一人でもいいから読んでくれるといいなぁ(日本語が通じない人も多いけど、なかにはわかる奴もいるんじゃないかなぁ、わかってくれるといいなぁ)。

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September 12, 2006

9・11

約3000人が犠牲になったアメリカの同時多発テロ事件から5年が経った。

9・11から5年、米大統領夫妻が献花

 【ニューヨーク=大塚隆一】約3000人が犠牲になった米同時テロから丸5年を翌日に控えた10日、全米各地で追悼の行事が始まった。

 2749人が命を落としたニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」にはブッシュ大統領夫妻が訪れ、犠牲者の冥福(めいふく)を祈った。

 大統領夫妻はニューヨークのパタキ州知事、ブルームバーグ市長、救援活動を陣頭指揮したジュリアーニ前市長とともにグラウンド・ゼロを訪れ、国際テロ組織アル・カーイダによる乗っ取り機激突で崩落した北棟と南棟の跡地に造られた池にそれぞれ花輪をささげた。夫妻はこの後、跡地に隣接する教会での追悼式典に参列した。

 大統領は「私はあの日の教訓を決して忘れないと誓う。同様の損害を与えようとしている敵がまだいる」と強調。9月11日を「決意を新たにする日」と呼び、対テロ戦争への支持を改めて求めた。

 一方、教会の近くではブッシュ政権のイラク政策などに反対する数十人が「ブッシュを逮捕しろ」「米軍は撤退しろ」と気勢を上げるなど、同時テロ直後には見られなかった世論の亀裂もあらわになった。

 丸5年当日の11日には、グラウンド・ゼロで犠牲者遺族が参列して最大の追悼式典が行われる。式典は乗っ取り機が北棟に激突した午前8時46分(日本時間同日午後9時46分)に開始。犠牲者の名前の読み上げと献花が約3時間続けられる。

 一方、大統領は同日、ニューヨークで別の行事に出席後、4機目の乗っ取り機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビルと別の乗っ取り機が激突したワシントン郊外の国防総省の追悼式典に参列。夜にはホワイトハウス執務室から国民向けテレビ演説を行う。

(2006年9月11日12時15分 読売新聞)

3000人の尊い命に花を手向ける行為。一見美しい行為に思えるかもしれない。だが、私たちが忘れてはならないことは、「テロとの戦い」と称する大量殺戮が5年間もこの地球上で繰り広げられたということだ。
9・11に端を発するこの「対テロ戦争」で、圧倒的な武力を持った「連合軍」が、アフガニスタンやイラクで何をしてきたのかから目を逸らしてはならない。

アフガニスタン侵攻は、「無限の正義作戦(Operation Infinite Justice)」とされ、後に、「不朽の自由作戦(Operation Enduring Freedom)」と改められた。

この虐殺での死亡者数は、民間人だけでも、4000人(これはかなり少なく見積もられた数字のようだ)。

アフガニスタン国際戦犯民衆法廷 起訴状

2001年10月7日から米軍が開始したアフガニスタン各地への空爆により、米軍は、非戦闘員すなわち一般住民に多大な被害を発生させた。マーク・ヘロルド米ニューハンプシャー大学教授は、空爆による民間人犠牲者数を、攻撃時間と場所を特定しながら調査した報告書を公表した。 集計方法は、2001年10月7日から2002年3月までにわたる期間中、新聞をはじめ様々な報道機関によって公式に発表された死亡者数だけを、重複計算を避けて集計したものであり、2001年12月23日の1回目の報告では、「10月7日から12月6日までの空爆による一般市民の犠牲者は少なくとも3767人に上っている」とし、2002年1月6日の2回目の報告で、「空爆開始から12月29日までの空爆での、アフガニスタン民間人の犠牲者数は4000人前後」としている。 しかし実際には、それら犠牲者のほとんどは空爆開始から2001年12月10日までの9週間に集中していること、米軍がメディアの従軍を許さない中にあって報道機関の知るところとなった死者数の統計に過ぎないことから、現実には、この数字をはるかに超える人命の被害が発生していることは疑いがない。

さらに、捕虜の虐待や虐殺も数百人という。アフガニスタンでの虐殺の被害者たちは、未だに人数すらわからないような状態である。これが正義の戦争の実態である。ザルカウイ傀儡政権を維持するために2万人の兵士をアフガニスタンに駐留させている(因みに日本には約4万5千人程度の米兵がいる。アフガニスタンより多くの兵力を置いて傀儡政権を維持しているといったところだろうか)。

イラクでは最小に見積もっても4万1千人最大で4万6千人の命が奪われつづけている(死亡者数はIraq body countより)。

「人命は地球より重たい」と言ったのは、ダッカ事件での自民党の福田赳夫首相だった(人命の前にアメリカがついていたという評判もある)が、今では、人質になった人々を心配する家族に罵声が浴びせられる。死んでしまった香田さんは、危ない場所に物見遊山で行った愚か者だから死んで当然と、叩かれる。

9・11同時多発テロ後のこの国は、かくも思いやりも寛容さも亡くした「品格溢れる美しい国」になった。
これが日本の伝統を取り戻した姿であるのならば、そんな伝統は唾棄すべきとしか思えない。


皇室にひさしぶりに男児が生まれた件について素朴な疑問を書いた乙武洋匡氏のブログが、炎上し、話題となっている。
めでたいと思っていようがいまいが、それは本人の自由だ。私も彼と同様に、子供が無事生まれたことは、良いことと思っているが、それに対して「正しい」反応を全ての人が判を押したように「しなければならない」と押し付ける態度には気持ちの悪さを覚える。
ハンカチ王子だろうがタマちゃんだろうが、メディアが無批判に垂れ流す「めでたい」「かわいい」に反発を覚えるのは至極まっとうだと思う。男女の性別やどこそこの生まれで、差別してはいけませんというタテマエを、「視聴率=カネ」の脊髄反射でかなぐり捨てて大量報道し、鼻息荒く「善意」を押し付けてくるマスメディアや匿名の大衆というものは、顔の無い気持ちの悪い存在でしかない。今回の件は数の力で「めでたい」を強要する精神的な暴力そのものだと思う。
行儀の悪い礼儀知らずな人々のがなりたてる「良識」など○○くらえだ。

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September 06, 2006

「みんな」ってなんだろ

テレビで「みんな」とか「全国民」とか連呼されると、捻くれものの血がさわぐ。いくらめでたいことであろうが、全員一致なんてありえない。無神経な笑顔の強制。マイクを向けられた人々は、演技する。強い同一化要求は暴力だと気がつけよな。連れはかゆがっている。
まぁ、たくましい便乗商法の嵐に対しては、「商魂たくましく稼いで景気回復に寄与してくれよ」と、妙に頼もしく思ってみたりもするのだけれど。

さて、今日は印象的なポスターを見かけたので、そのご紹介を。

Fragment

タレント活動を一時休止した井上実直(いのうえじっちょく)は、実家の六本木長耀寺に僧侶として入るその前に一人9.11後のニューヨークを訪れる。

帰国後「修法師」になる決心をした井上実直は、死者も出るほど過酷な「日蓮宗100日大荒行」に入行する準備を始める。友人である実直からその話を聞いた佐々木誠は、荒行に入る前から彼にカメラを向け始めた。

はじめは単純に井上実直の「修法師」になるまでのドキュメントを撮っているつもりだった。しかし井上実直を撮っている期間、彼の変化と共に世界も静かに大きく変化していった。
「修法師」となった実直がグラウンドゼロに赴く頃から、佐々木誠は自分が撮っているドキュメンタリーが「9.11」後の歴史の「断片」であることに気付く。

ブッシュもフセインもビン・ラディンも出てこない、アメリカ同時多発テロからはじまるイラク戦争の記録。

これは歴史の側面をひとりの若い僧侶の冒険と成長という視点から描いた映画です。

2006/日本/92分/DV/スタンダード/ステレオ
監督 佐々木誠
出演 井上実直






僧衣の井上が佇むポスターが印象的だったので、フライヤーをもらった。
9・11以降、私の日常に変化は無い。しかし、日常のすぐ横で様々なものが変化している。
自分の内面も行動も変わってきた。「みんな」「全国民」ではなく、「私」に向き合う感じの映画なのかな。
また、渋谷に行ってみよう。

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September 02, 2006

言葉で伝わらないもの

生きていて感じることや考えたことを、言葉で切り取る作業に熱中していると、つい忘れがちになる。

もやもやとしていて、言葉だけでは伝わりにくい感覚を、風景を切り取ることで残しておける。
ちゃんと画像を加工したほうが、見やすいと思うのだけど、下手さも含めて切り取っておこう。

「記憶の断片」作ってみました。

サイドバーの左下にもリンクがあります。

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